男性の長髪がダメな理由~長髪にして感じたこと~
髪を伸ばして約一年。
後ろでまとめられるくらいになった。
今のところ、会社からも家族からも反対の意見は来ていない。
やってみると周りは意外と受け入れてくれる。
最近、校則の議論が再燃している。
男性の長髪にも通じることだと思うが、
今の決まりは今に適していない。
なぜ、いけないかと言われても、
根拠を合わせて、納得のできる考えを示すことは難しいだろう。
当事者として、男性の長髪がいけない理由を考えてみる。
- 清潔感が薄れる
- 一般的じゃないことでの不安感を与える
- 家族へ世間の目が厳しくなる
こんなところではないだろうか。
1以外は絞り出した考えになった。
順番に深堀していこう。
1清潔感が薄れる
まず、髪と清潔さがどのように繋がっているかを考える必要がある。
短髪なら清潔だろうか?
そうとは言えないだろう。
女性も男性も関係なく、短髪でも不潔に見えるときは見える。
では女性の長髪はどうか?
- きれいさ
- セクシーさ
- 女性らしさ
これらを表現することができる武器のひとつではないか。
長髪を維持するために、
きちんと見えるために努力をしているのではないだろうか?
2 一般的じゃないことでの不安感を与える
男性の長髪はマイノリティーである。
コロナになって、長髪の男性も増えたように見えるが、
まだまだ一般的ではない。
大多数と違うことに日本は不安を抱きやすい。
同じにしていれば、安心感が生まれる。
だから、今の日本経済のような状況になったとも言える。
違うことは、リスクをとることと同じだ。
一般的ではない=違うことへの不安=リスク
変化することはリスクか。
それともか安定か?
安定するために変化していくのではないだろうか?
3 家族への世間の目が厳しくなる
これも2と同じような考え方だ。
違うことへの、他人の目。
家族は「恥ずかしい」「おかしい」「普通じゃない」
など言われたりするかもしれない。
そこを考えると、申し訳ない気持ちから長髪にするのを諦めざるを得ない。
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この記事を書いて、数ヵ月後、髪を切ることにした。
会社の昇進に合わせた結果だった。
とても辛い経験となったが、
他人に切れと言われて切るくらいなら、
その前に自分で切ってやると思いだった。
こんな社会、早く変えてしまいたい。
しかし、これも変化である。
長髪にしたからこそ、わかったことが多くある。
どれだけ偉い人であっても、
自分の髪の毛を長髪にした経験があるのはそういないだろう。
その点で、私は彼らよりも一つ多くのことを知っているのである。