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アルケミスト~夢を旅した少年~はどんな本?

あらすじ

羊飼いの少年が夢に導かれて旅をする話。

 

きっかけ

サカナクションの山口さんがおすすめする本という記事を読んで購入

 

感じたこと

スピリチュアル?

「夢の解釈」

「神」

錬金術」 など

 

信じられない人には読みにくそうな単語が多く出てきます。

 

ただ、これをスピリチュアルの本として捉えるか、

ファンタジーとして捉えるかでも面白さが異なってくるのではと思います。

 

私は、「運」や「ツキ」などを信じる方なので、

面白い考え方だなと思いながら読みました。

 

特に、キーワードとなるのが「前兆」。

よい前兆、悪い前兆がありますが、

それをどう解釈して生きるかがポイントになってきます。

 

 

前兆とは

「前兆」のストーリーを読んでいて思い出されたのが、

ユーミンの「やさしさに包まれたなら

 

歌詞に「目にうつる全てのことはメッセージ」とあります。

このメッセージこそ、本で言うところの「前兆」なのかなと考えました。

 

誰しも、神のような存在、大きなものからメッセージを発信されている。

それをどう解釈し、受け入れていくかが重要だと、主人公は経験していきます。

 

小さい頃は、何でもないことで「運がいい・悪い」と判断したり、

様々な解釈をしていませんでしたか?

 

段々と、損得や理論を覚えていき、

素直というか余計な解釈をしないようになっていくように感じます。

 

この本は、大人になった自分の心をまっさらにしてくれるような本でした。

 

自分との対話、本当に心から求めるものを思い出させてくれるようです。

 

 

宗教っぽさもある

スピリチュアル?と思ったのは、やはり神という存在が登場しているから。

 

本では

キリスト教

イスラム教 が登場します。

 

聖書にもかかれているフレーズが出てきたりします。

 

しかし、激しく宗教らしさがあるわけではなく、

物語を進めるのに必要な宗教感が描かれている感じです。

 

最後に

最近はビジネス書やお金に関する本を多く読んでいたので、

ファンタジーはとても新鮮な気持ちで読めました。

 

大人になるにつれて、実用的なものを欲したがっているなと内省しました。

 

でも、受けとる側=自分 の解釈や考え方によって、

どんなものでも実用的になりうるのではないか考えました。

 

この本に出会ったのも前兆ととらえて、よい人生を送っていきたいです。