働きたくないマンの投資と生活

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ファミレスでアレルギー対応をすること

こんにちは。

私は現在、和食の飲食店で働いています。

 

うどん・そばが中心のお店ですが、

最近、そばのアレルギーで来店される方が多いなと感じます。

 

アレルギー対応をするのは怖さがあります。

しかし、きちんと対応できれば、

常連さんになってくれる可能性を秘めているものだと感じています。

 

この記事では、

・アレルギー対応の何が怖いのか

・どうしてアレルギー対応で常連さんになるのか

・対応している私の気持ち をお伝えしていきます。

 

⚠️アレルギーを理解せず対応するのは本当に危ないです。

 理解してから行ったり、経験のあるかたに連絡をとってみることをおすすめします。

 

 

何が怖いか

一番は、最悪命を落とすということです。

大袈裟な表現かも知れませんが、

私たちが何気なく食べているものがにもなる。

それがアレルギーの怖さではないでしょうか。

 

飲食に関わって10年近くになりますが、

食に携わることは、命に携わっていることなんだと感じます。

アレルギーに関わらず、普段から食中毒などのリスクがあります。

それにも関わらずアレルギーが怖いと感じるのは、知識や情報が少なく、

基準が曖昧だからではないでしょうか?

 

スタッフの意識

また、スタッフのアレルギーに対する意識も怖さに繋がると思います。

少し前は、「アレルギーなんてただの好き嫌いの延長」のように

見られていたこともあったそうです。

その時と比べれば、今はかなり認知されてきたと思います。

ただ、「ちょっと入ったくらいなら大丈夫でしょ」と

思ってしまう方も、なかにはいるかもしれません。

 

もちろんアレルギー反応が出る程度は、個人差がありますし、微量では問題ないこともあるでしょう。

でもその「ちょっと」の意識の差が、取り返しのつかない事態になってからでは遅いですよね。

 

原材料

 素材からすべて手作りできればよいですが、

大きな工場で作られているものは、原材料表示からしか情報を得られません。

 

本当に大丈夫かどうか、その表示がすべてです。

 

工場でのミスがない限り、表示の見落としや勘違いがなければ、

適切に調理することができます。

 

しかし、内容物の変更によって、表示が変わっていることがあります

普段使っているものでも、毎回チェックすることが大切だと感じます。

 

アレルギー対応で常連さんになるのはなぜか

アレルギー対応をきちんとできることは、

本人や家族にとって安心できる場所になるからだと考えます。

 

もし、私に食物アレルギーがあったら、外食するのはとても怖く感じます。

知らない人、見えないところで作られたものは、自分にとって安全なのか分かりません。

でも、食べて問題なく家族と普通に食事ができたら、きっととても嬉しいと思うでしょう。

 

想像ですが、来てくれた方がそのように思っていただければ、

嬉しくなる場所が増え、外食できる場所が確実にひとつ増えます。

外食するとなったとき、選択肢のひとつになれるのです。

 

また、アレルギーを持っている方同士、情報交換があるのではないでしょうか。

「あそこのお店は対応してくれた」

「あそこは少し不安だった」 などなど。

 

きちんと対応できれば、自然と口コミも広がり、集客にもなると思います。

 

しかし、対応する数が増えれば、事故が起きる確率も上がります

できないことはできない。

基本的な確認や手洗い・洗浄を怠らないように気をつける。

地道なことが大切だと思います。

 

私の気持ち

来てくれたからには喜んでもらいたい

これが素直な気持ちです。

 

ただ、とても緊張はします。

不安でもありますし、帰るときまで気になります。

 

でも、普通に食事をしていってもらえたなら、とても嬉しいです。

 

《余談》

アレルギー対応をすれば、リピーターにも集客にもなりうると書きましたが、

その理由だけで対応をするのは、正直危ないと思います。

 

例えば、そばアレルギーならどこまで気をつけるべきだと思いますか?

 

・そばそのものが入っていないこと

・調理器具

・そばを洗う水、ゆでる釜

・そばに触れた手で、他の素材を触っていないか などあるでしょう。

 

気を付けなけがらピークの営業をし、複数のアレルギーに対応しなければならないとしたら、間違えないと言い切ることはできるでしょうか。

 

アレルギーの理解をせずに対応するのは非常に危険です。

しかし、きちんと意識を持てば、必ずできると思います。

 

アレルギーを持っていてもひとりのお客様です。

普段やっているように、お客様のために何ができるか考えればよいと思います。

 

まずは、アレルギーについて理解していきたいですね。