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漫画で勉強ができるのか

こんにちは。

 

僕は漫画を大人になった今でもよく見ています。

好きだからというのもありますが、小学生に見ていた漫画の知識が大学生になってから役に立ったり、社会のことを考えたりすることが多かったからです。

 

今回は漫画で勉強ができるのか考えてみます。

 

《勉強は楽しい?》

勉強にどんなイメージを持っているでしょうか?

辛い、楽しくない等ネガティブなイメージではないでしょうか。

そんな勉強が漫画でできたら楽しいですよね。しかし、その考えは甘いと思います。

そもそも、辛いものを取り扱った漫画が面白いか分からない、苦手なものを取り扱っているからそもそも内容が分からないといった問題が出て来そうです。

 

好きな教科なら、普段も苦ではないだろうし、漫画になってても面白かったと読めるでしょう。もしくはストーリーにすれば分かりやすものは、絵で描かれていた方がすんなりと頭に入ってくるかもしれません。

 

じゃあ、多くの人が頭を抱える数学はどうでしょうか?

僕なら漫画として読んで終わってしまいますね。キャラクターに魅力があれば、苦手意識は多少薄れるかもしれません。

 

もうひとつの問題はここにあるかと思います。つまり、暗記科目はそのまま漫画にしても内容が一緒なので覚えられるけど、数学など計算をしなければいけないものは答えがひとつではないので覚えきれないといった問題です。公式を覚えたところで、そのときの問題と組み合わせなければならず、結局、問題を解く必要があるということです。

 

《漫画で興味を持たせることができる》

やっぱり漫画で勉強はできない、と思うのは簡単です。

そうではなくて、漫画で苦手な科目に興味をもってもらえないか?と考えてみるのはいかがでしょうか。

 

全部漫画にやってもらおうというのは難しいです。私たちが、苦手意識を持ったり、嫌いだと思ったりするのは、「内容が分からない」、「何に使うのか分からない」、「やっても役に立たない」という点にあると思いませんか?

もしそうなら、面白そう、興味がわきそうなテーマとくっつけてしまえばいいのです。

漫画にはよく話と話の間にコラムのようなものありますよね、そのコラムで、実は学んでいたものが使われていると知ったら、もっと早く知りたかったと思うでしょう。

それだけで苦手意識は薄れていくと思いますよ。

 

 《僕に影響を与えたもの》

影響を与えられたものを二つご紹介いたします。

 

ワイルドライフ

絶対音感を持つ主人公が獣医となって活躍していきます。

この漫画で初めて「アナフィラキシーショック」というものを知りました。

飲食に携わってアレルギーをよく知るようになりましたが、アレルギーで死ぬこともあると教わったのはここでした。

今考えれば人生に影響を与えられていたかも知れませんね。

 

鋼の錬金術師

超有名漫画です。

当時は単純にバトルや登場人物が面白いと思っていました。

しかし、読み返すごとに感じるものが変わってきて、社会や人間関係、倫理観など自分の生活、考え方にも通じるところがあると気がつきました。

漫画の利点は読み返すことができ、その時々で新しい発見を見つけられることでもあると思います。そこで発見したものは、その時自分に必要なことではないでしょうか。

漫画を通して自分と対話しているとも考えられます。

 

《最後に》

自分が小中学生だった頃、漫画やアニメは大人になったら楽しんではいけないもののように扱われていたと思います。見ているだけでオタク扱いされ、犯罪者予備軍といわんばかりにマスコミは報道していました。

 

風向きが変わったのは、海外が日本の漫画やアニメを高く評価し、政府のクールジャパン政策が出てきてからではないでしょうか。公に認められるようになり、嬉しいような悲しいような気持ちです。

 

この先も、現在否定されているものが広く認められることがあるはずです。

今、好きなことがある人は、認められないからという理由でやめないで欲しいです。

公にはしなくても続けていれば、華開くときがあります。

 

その時まで、自分の好きなことを考え続けて、その経験から得られるものを見つけていってください。

応援しています。